甥が沖縄の泡盛蔵元「神村酒造」で泡盛の杜氏をしています。沖縄を訪れたときに神村酒造のギャラリーで購入しました。泡盛の古酒(クース)をカラカラに入れ、直径30mm・深さ20mmの猪口に注ぐ。カラカラの繊細な注ぎ口は、大事に熟成した泡盛の注がれる瞬間に目を奪われます。泡盛はワインと同じで、空気に触れると味が微妙に変化するそうです。また、飲み干された後の猪口に残る、香りを楽しんだりするそうです。未熟な私は、微妙な味の違いはわかりませんが、そんな古酒談議を聞きかじりながら、泡盛を楽しんでいます。飲みすぎても「繊細なカラカラの注ぎ口」を欠けさせないように、丁寧に食器棚に収納する瞬間も好きです。