備前焼の焼酎カップとアイスペール

知人から頂きました。備前の焼き締めです。アイスペールは氷が解けにくいです。焼き締めは保温効果があるようで、氷が解けにくくペールの周りにうっすら霜が付くほどです。カップは主に焼酎の水割りのときに用いますが、ビールを注いでも中々良いです。泡立ちがきめ細かくなります。
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古代塗のボウル

漆器市で購入しました。木目を生かした漆加工(古代塗り)です。直径17cm・高さ14cm。1本の木をくりぬいたやわらかいカーブと、木目、漆の色。とてもナチュラルで上品です。眺めているだけで癒されます。まだお料理に使ったことがありません。器だけで完成されると、何を盛ったらよいか迷います。私の料理のレベルが低いということでしょう。食卓に並ぶのが楽しみです。
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秩父泉水釜・小嶋先生のぐい飲み

小嶋先生とのお付き合いは、もうかれこれ10年ぐらいになります。とても忙しかった夏、夏休みが取れず、ほんのひと時の週末、行きつけの高田馬場の小料理屋で、小嶋先生の娘さん(智恵さん)と、カウンターで席が隣り合わせになったのがきっかけです。高齢者の常連が多いそのお店で、智恵さんのような若い女性は新鮮でした。色々とお話が弾み、陶芸家のお父様が秩父で登り窯のある別荘を所有していて、ぜひ遊びに行きませんかと、誘われたのが先生との出会いです。秩父の別荘は、ものすごい数の古美術品・陶芸創作の工房・造り酒屋を改装した母屋。何よりも薪でおこす囲炉裏では、多くの方々と何度も何度も楽しい酒宴を交わしました。初めて訪れたとき、展示されていた焼き物の中で写真のぐい飲みがとても気に入りました。「いいよ、もって行ってください。差し上げます。」大感激で、ずうずうしくも頂いてしまいました。それからが、骨董にはまっていった私です。直径6cm・高さ7cm。釉薬(アメ、しらはぎ、鉄)が微妙に絡み合っています。大きなぐい飲みです。
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泡盛専用・琉球ガラスのロックグラス

3年ほど前、中小企業家同友会の全国大会が、沖縄で行われました。沖縄は、私の甥が泡盛の蔵元で杜氏をしていることもあり、思い切って参加してみました。丸1日研修がメインだったので、ゆっくり観光は出来ませんでしたが、やっぱり沖縄は、海と泡盛と琉球ガラス。琉球ガラス工芸家の1品物です。琉球ガラスでは珍しい青ですが、海のイメージもあり気に入りました。そして何より気に入ったのは、グラスを握った感触。ボディのくぼみカーブは、しっかり手になじみ、底面にある重心はどっしりと安心感があり、氷を揺らしながら泡盛を頂くと、最高の気分です。素敵なグラスに感謝・感謝。
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山中塗の金杯

私の会社の10周年記念のときに、実家の両親に記念に贈ったものです。父はお酒が大好きでしたが、一昨年他界し、母は現在認知症と要介護のため、介護施設に入所しております。もう家に戻っての生活は無いようです。思い出の品なので、今は私が所有しています。先日の利酒師の講習で、「金杯に醇酒や熟酒を注ぐと、黄金の球形が浮かび上がり、見事なものですよ」と、講師の先生が話されていました。この山中塗りの杯が、すぐに頭の中に浮かびました。これから秋から冬は「醇酒や熟酒」の季節。秋の夜長、父のことを思い出しながら、お酒を楽しみましょう。山中塗り・直径4cm・高さ5cm。
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一天地六の法則

サンマーク出版・四六版・上製本・本文192ページ・著者集客の鬼・カカトコリ。弊社で本文デザイン・DTP(組版)をさせていただきました。著者の名前がちょっと奇妙です。インターネットで用いてるハンドルネームだそうです。啓発本です。見開きで完結するので読みやすいです。デザインも見開きで完結することを意識した作りになっています。内容は「常識を疑え・物事には色々な見方がある」といったものです。印象に残る項目は2つあります。子供の作文つくりの課題で「いかにも」を使った文章を作りなさい。という投げかけに「いかにも、たこにも、醤油をつけて食べる」という回答。大爆笑しました。子供ならではの発想と経験から生まれた回答は、大人になると気が付きませんね。もう一つは「選択の迷路から抜け出す方法」。全く私の考えと同じでびっくりしました。「常に選択肢は2つしかない」というのが自論です。人に話すと、きょとんとします。5つの選択肢があっても、まずは「選ぶか、選ばない」の2つの選択肢からはじまります。選んだものがベストでなくてもベターなら、良しとします。悩んで何も選択しなければ、悩まないで選択しないのと同じです。悩んで何も出来ない人に、迷路から抜け出す方法が見つかるお勧めの一冊です。
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刺身醤油小皿3種

リサイクルの半端物の中から見つけました。生もの好きの我が家は、刺身が頻繁に食卓に並びます。皿を色々変えて、せめてテーブルコーディネートの雰囲気だけでも、手を変え品を変えやっています。横長の醤油皿(4cm×9cm)は、ちょっとしたお通し皿にも重宝です。もろきゅうやうにをちょこっと盛ったり。えんじ色の小皿(5cm角)は、何気ないのですがとても形と焼きがきれいで気に入りました。縁に文様の入った小皿(6cm角)は、文様のパターンと磁器の少しくすんだ地色が、クラシカルな印象を受け気に入りました。
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「青山太鼓見聞録」に感動!

8月28日青山劇場で催された「青山太鼓見聞録」を鑑賞した。日本の和太鼓の伝承者の公演です。きっかけは演目の中に「八丈太鼓」があったからです。八丈島は夫の故郷であり、義父はこよなく八丈太鼓を愛し、演者は知人ということもあり出かけました。2時間30分、充分に太鼓の迫力を堪能しました。「太鼓は雷を目指す」日本の太鼓は豊作を願う民族行事に不可欠で、雨をもたらす雷をイメージしたようです。さまざまな神事に欠かせない太鼓は、「日本酒の歴史と同じなんなんだ」と日本酒と太鼓が結び付けられたことも嬉しかったです。それにしても演者の鍛えられた肉体はすごかった。そして改めて八丈太鼓の物悲しさと力強さに感動し、良い時をすごしました。ありがとうございます。
taiko