普段使いが安心の「テンポス調達物」。深い紺色の角皿は、てんぷらや刺身など家族3人の大皿盛に重宝。25cm角・深さ5cm。
白地に藍色の平角皿は、筆模様柄と皿の形状のマッチングがお洒落なところが気に入りました。刺身や和風のおつまみなど、ちょこっと盛り付けて出しています。先日仕事で、三鷹コラルの千代田寿司に行った際、この皿と同じ物に「大名鯖寿司」が、盛られて出てきたのには驚きました。やっぱり飲食店専門の「テンポス」を再確認しました。25cm角。
仕事の途中、総武線浅草橋西口で下車。いつも車で移動している私にとって、電車は新鮮。改札を出てすぐ目の前に、私好みのせともの屋さん。闇市の雰囲気の残るそのお店は、近くのお料理屋さんがお得意さんとか。面白い器・超高級な器・店の奥には、戦前からのものがあるのではないかと思わせるような包みの山。そこで目にとまったのが、写真のお猪口と徳利。徳利1本に対してお猪口3個がセットになって、飾られていました。こんな杯は見たことがなかったので、2セット思わず買い占めてしまいました。持ち合わせのお金が足りず、手付金を置いて再度来店して品物を受け取りました。この「再度来店」が、食器好きの私には、毒でした。来店の度に購入したくなるのです。何度か往復しました。「手付金」はやめたほうが良いですね。絵柄から、「結び徳利・結び猪口」と呼んでいます。きっと縁起の良い酒宴に使うんでしょうね。ひょうたん型の徳利は、秋から冬にかけて良く熱燗で使用します。「トクトクトク・・・」って、日本酒を注ぐときいい音がします。
目白通りと不忍通りがT字路に交わるところに位置することから「丁」という屋号の日本料理屋さんがあります。店の表は「格子組のベンガラ塗」の渋い佇まい。5年ほど前に、車で通りかかったとき、店の前でリサイクル市をしていました。器にこだわるご主人が、店内の改装とあわせて、整理の為にリサイクル市を行ったそうです。写真の皿は、そのとき購入したもの。大皿・中皿・御手塩(おてしょ)皿5枚が、セットになっていました。とても品があっていっぺんで気に入ってしまいました。その時持ち合わせがなくて、中皿は購入できなかったのが今でも悔やまれます。とても皿の形状に上品さを感じます。御手塩皿もとても素敵で、お正月などおせち料理の取り皿にします。和の上品感をかもし出してくれる皿です。大皿30センチ角・御手塩皿13センチ角。