カテゴリー別アーカイブ: 器

赤富士・青富士の杯

友人からいただいた「赤富士・青富士」の杯です。赤富士は幸運を招き、青富士は心身をリフレッシュのようです。最近は地震の報道で、富士山の火山活動の活発化。なんて聞かれます。日本の最高峰の富士山様。どうか今のままで、日本を見渡してくださいね。富士山の魅力が、遊び心いっぱいの杯に繋がったと思います。感謝!
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織部釉薬の可愛い酒器

昨年、笠間に入ったときに購入しました。一合半くらい入る可愛い酒器です。側面のかに(虫かな?)見たいな絵と持ち手部分が可愛くて気に入りました。作家さんは、笠間生まれの武信也さん。偶然にも私と同い年。昭和50年、東京デザイナー学院卒業と陶暦にあり、妹と同じ年度・専門学校なので、不思議なご縁を感じます。今日は結婚記念日。今宵もまたまたおいしい日本酒をいただきますか・・・DSC02635

今日は私のお弁当箱のお話

毎朝3人分(主人・85歳の義母・私)のお弁当を作ります。夏場はちょっと暑いので、お弁当作りは控えていますが、お弁当の時はなるべくワクワクして食事を楽しみたいと考えています。昨年まではジャー機能の付いたお弁当箱でした。すっきりと「おかず」「ご飯」「箸」が収納できて携帯にも便利でしたが、何となく味気ない感じが気に入らず、写真のわっぱ弁当(秋田杉・漆加工)に変えました。ご飯は冷めてしまいますが、適度に木の素材が水分を吸ってくれてお米がおいしいです。おかずもお重のように美しく詰められるので楽しいです。天然素材で気を使うのは、朽ち易いこと。いつまでも長く使いたいので、手入れには少し気を使います。サイズ約15cm×10cm×10cm(高さ)
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ぐい呑みが続きます・作家物

旅行をすると必ず記念に「ぐい呑み」を購入します。写真のぐい呑みは、夫と東北を車で旅行したときに買いました。作家さん物で、色と形がとてもモダンです。異常気象のとても暑い夏でした。太平洋側を北上し、山間の温泉地へも行きましたが、とにかく暑かったです。良い気候にもう一度、東北を旅したいですね。ぐい呑みサイズ・直径6cm×高さ7cm。ちょっと大き目の杯です。
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奈良・長谷寺

約20年ぐらい前のこと、奈良の大和路を歩いてみたくなり、最初で最後の一人旅をしました。中でも長谷寺の登廊が好きで訪ねて行きました。細かな日記を記しながら旅したことだけは覚えていますが、メモの所在も今何処。長谷寺の登廊と参道で記念に購入した「ぐい飲み」だけが唯一の記憶です。奈良の陶芸作家の作品です。赤い土の風合いと、深い色合いの釉薬が大好きです。私の持っている「ぐい飲み」の中で一番のお気に入りです。直径4.5㎝×高さ約5㎝
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酒好きの経営者にはやっぱり「ぐい呑み」なのか・・・・

3年ほど弊社に在籍していたスタッフ(川岡さん)から、退職時に頂いた「夫婦ぐい呑み(萩焼)」。ビール好きの彼女とは本当によく飲み歩きました。会長の主人と3人で飲んだり、2人で朝方までカラオケボックスで歌ったりと思い出がいっぱいあります。デザイナーで一番大事なことは、企画力や発想力。しかしアナログ時代では、カンプも手作業・版下も手作業のため、一見するとデザイナーは器用でなければ出来ない職業のように勘違いされていた。ロットリングで罫線がうまく書ける、切ったり貼ったりが小奇麗に出来る。アナログ時代にデザイナーを目指した若者は、面白い発想力を持っていながら、不器用なため壁にぶつかり別の業種に変わってしまう人たちをいっぱい見てきた。川岡さんもそんな一人です。今はコンピュータが罫線を書いたり、切り取って貼り込んだりをやってくれる。発想力豊な川岡さんの時代が来たのかなと、写真のぐい呑みをみると思い出します。退職後も私たちが川岡さんの住んでいる広島へも遊びに行きました。毎年の年賀状には、お互いに「今年こそ一緒に飲みましょう」と印してあります。中々実現は出来ないけれど、嬉しいつながりが今もあることが何よりです。「夫婦ぐい呑み」を頂き、夫と包みを開いたときの夫の言葉が印象的でした。「やっぱり湯のみでなく、俺たちにはぐい呑みなんだな・・・・(笑)」。10年以上も前のことでした。ありがとう!
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覗き猪口

秩父泉水釜の小嶋先生の骨董の中で見つけました。「覗き猪口」という猪口です。勝手な自分の解釈で、「昔の人は大切なお酒をこの猪口で飲んでいたんだな。猪口の形から、酒宴で相手のお酒の猪口の中を羨ましそうに覗いたり、覗かれたりと大事に貴重なお酒を楽しみながら呑んでいる風景からこの呼び名が出来た」と想像していました。実は全く違っていて、「猪口」とは、もともと酒器ではなく、調味料を入れる器だそうだ。そば猪口・酢猪口・覗き猪口などがある。覗き猪口はもともと懐石料理で三杯酢などを入れる器だったようです。古伊万里人気から、ぐい飲み代わりに買い求める人が多かったこともあり、今では「覗き猪口」=「酒器」となったのでしょう。私は、この「覗き猪口」を一目見たときイメージしたのが、お通しの脇に添えてコーディネートしたいなと思いました。わさび・ウニ・いくら・味噌などを入れるのにいいなと思いました。使い方は間違っていなかったのだと、改めて知りました。骨董は色々な想像力をかき立ててくれるので楽しいです。ところで、「覗き猪口」は今では貴重な逸品だそうです。直径25㎜×高さ40㎜
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ダラダラ造りの小鉢が以外にも・・・・

陶芸をやり始めていつも思うこと。なんだか出来上がった作品がいまいち。土いじりは無心になれるので楽しいのですが、駄作ばかり。重くて品が無い。ダラダラ何となく造ったのが写真の作品。お決まりのお茶碗形。手捻りで造るといつも同じおわん形になるのが私の癖。泉水釜の小嶋先生は「これ、山口さんのでしょ!すぐこの形で分かりますよ」。変化がほしくて耳のような取っ手をつけました。お猿さんのような印象の小鉢です。アメ釉薬をたっふりかけました。綺麗な焼き上がりで愛嬌のある器になりました。食卓では、ドレッシングやソース入れに使っています。へんてこな形ですが、以外に食卓で主張しすぎないけなげな小鉢です。直径7cm・高さ8cm。
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初めての作品・コーヒーカップ

泉水釜・小嶋先生の工房ではじめて作ったコーヒーカップ。しゃれたつもりで造って見たが、これまた非常にコーヒーカップの役目は果たしません。持ち手の握りにくさ。飲み口のデザインがまたもや波打っていて、口をつけると脇からコーヒーがこぼれてしまいます。そしてずっしり重い重量。今は殆ど小物いれ状態です。使い勝手を考えての物造りは、本当に難しいですね。白萩釉薬・鉄釉薬で絵付け。直径6cm・高さ8センチ・重量?g。
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紅葉をイメージした小鉢

自作の小鉢。手捻りで作りました。紅葉の葉っぱのようにデザインしたつもり。泉水釜の小嶋先生に言われたこと。「このようなデザインは、不ぞろいな形や大きさをカムフラージュできるのでいいですね」。やっぱり先生はお見通し。私の作品はいつでも器の縁が波打ったデザイン。無意識のうちに誤魔化したデザインをしていたのだと、鋭いところをつかれてドキリ・・・。それでもアメ釉薬に白萩釉薬。綺麗な色に仕上がったので満足。可愛い小鉢です。直径6cm・高さ5cm
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