酒好きの経営者にはやっぱり「ぐい呑み」なのか・・・・

3年ほど弊社に在籍していたスタッフ(川岡さん)から、退職時に頂いた「夫婦ぐい呑み(萩焼)」。ビール好きの彼女とは本当によく飲み歩きました。会長の主人と3人で飲んだり、2人で朝方までカラオケボックスで歌ったりと思い出がいっぱいあります。デザイナーで一番大事なことは、企画力や発想力。しかしアナログ時代では、カンプも手作業・版下も手作業のため、一見するとデザイナーは器用でなければ出来ない職業のように勘違いされていた。ロットリングで罫線がうまく書ける、切ったり貼ったりが小奇麗に出来る。アナログ時代にデザイナーを目指した若者は、面白い発想力を持っていながら、不器用なため壁にぶつかり別の業種に変わってしまう人たちをいっぱい見てきた。川岡さんもそんな一人です。今はコンピュータが罫線を書いたり、切り取って貼り込んだりをやってくれる。発想力豊な川岡さんの時代が来たのかなと、写真のぐい呑みをみると思い出します。退職後も私たちが川岡さんの住んでいる広島へも遊びに行きました。毎年の年賀状には、お互いに「今年こそ一緒に飲みましょう」と印してあります。中々実現は出来ないけれど、嬉しいつながりが今もあることが何よりです。「夫婦ぐい呑み」を頂き、夫と包みを開いたときの夫の言葉が印象的でした。「やっぱり湯のみでなく、俺たちにはぐい呑みなんだな・・・・(笑)」。10年以上も前のことでした。ありがとう!
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