沖縄の泡盛杜氏、甥の話

私は6人兄姉妹の下から2番目。一番上が兄で、以下は5人姉妹。長女は50歳(今から14年前)のとき、肝臓がんで他界しました。下から2番目の私は、小さいころから長女ッ子でしたので、姉の死は生涯の中で一番悲しい出来事です。そんな姉には3人の個性的な男の子供がいます。沖縄で泡盛杜氏の仕事をしているのが、末っ子の洋平君。洋平君は高校卒業後、15年ほど前、京王プラザホテルで第一線のバーテンダーとして働いていました。カクテルの専門誌には彼の創作カクテル「ノルマンディ」が、今も必ず掲載されています。ルーツが沖縄という事もあってか、どうしても「泡盛造り」を生涯の仕事と考え、バーテンダーの仕事をやめて、バイクとリュック一つで、沖縄の酒蔵の門をいくつもたたいて、泡盛杜氏になったいまどき珍しい、カッコいい男だと私は思っています。そんな彼が、昨年沖縄で結婚をしました。皆(姉妹)でお祝いに沖縄を訪れたことは、とてもよい思い出になりました。一昨日彼から「沖縄ハム」の贈り物が届きました。お礼のメールを打つと、「結婚式に来てくれた叔母さん達に毎年ちゃんとお歳暮送ろうと嫁と決めました。たいしたものじゃないから気つかわないでね。」と返信メール。心ある甥が、ますます好きになりました。写真は、甥から戴いた「沖縄ハム」です。ありがとう!
DSC00573

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です