江東区の夢の島で、毎年8月はじめに、自然派ワイン飲み放題のバーベキューがある。友人の紹介で昨年はじめて参加。そこでお会いした大松りえさんは、松たかこさん似のとても上品で素敵な陶芸家。その時、陶芸家のご主人を突然亡くされたばかりと伺い、あまり陶芸のお話は出来ませんでしたが、器好きの私は、りえさんがどのような作品をお造りになられるのか、とても興味がありました。今年の秋(正確には9月15日お月見の日)、国立のギャラリーでご主人の遺作展をされるとのことで、主人と一緒に伺いました。作品の「渋さ」にびっくり!大松卓也様(りえさんの亡きご主人)はおそらく40代前半の年齢の方だったのではないでしょうか。70代か80代の大長老の風格のある作品。お抹茶茶碗素敵でした。侘び・寂びの中に男性の力強さを感じました。何気なくみえる「ぐい呑み」も、シンプルな中に、素晴らしいセンスが光っているのが受け取れました。「これでお酒を戴いたらおいしいだろうなー」とイメージさせてくれました。2個、早速購入し、お月見の夜に何ともいえない「豊なお酒」を戴きました。有難うございます。