またまた斎田英代さんの初期の作品

初めて斎田さんが青山で個展を開らいた時(多分30才代)、購入しました。コマ型の形状と土の色(焼き締め)の焼き上がり具合が、とても渋くてモダンな「箸置き」です。食器棚に飾っておいても素敵ですし、少し平らな花器に花を活けた時や、刺身の盛り合わせなどのデコレーションにもあしらったりします。色々なテーブルコーディネートのイメージを膨らませてもらえる箸置きです。
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小粋な帯止めのような箸置き

クライアントの広告代理店に隣接するところに、「東急ストアー中目黒店」があります。ここでは時々、店頭で食器市が行われます。ぶらりと眺めて、目に留まったのがこの箸置きです。シンプルな形と、唐草模様のようなパターンが黒色の中に浮き彫りに。小粋な和の帯止めのような感じで気に入りました。箸置きはいくつもありますが、今日はどれにしようかなと考えるのも楽しみです。箸の色にもこだわりたいです。(写真は無造作に撮ってしまいました)
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息子の結婚の記念に作った一口ビアカップ

多摩湖の畔・西武球場は、我が家のすぐ近くです。毎年西武ドームでバラ園と併設で、全国から窯元が集まる大きな陶器市があります。丁度息子の結婚式を1ヶ月半後に控え、記念の品を模索しているところに出合った方が、笠間焼きの窯元さん。予算と期間を伝え、かなり無理をして作っていただいたのが、写真のビアカップです。器の底面に「唯美」のオリジナル刻印を入れていただき、約170個程作っていただきました。丁寧に個別に箱詰めされ、上質な和紙にラッピングしていただき、ワザワザ笠間から自宅に届けていただきました。いろいろな方に差し上げて、我が家に残っているのは、今は3個だけになりましたが、大切な器です。高さ10cm・直径5cm。
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農業の若者からパワーを頂きました

昨日、いつもお世話になっている農業技術通信社さまのセミナーに初めて参加しました。セミナー会場は今話題の「国立ファーム」直営のレストラン「農家の台所」。食材のこだわりはもちろんのこと、農家の家屋を全面イメージした内装もとても興味深かったです。こだわりを満喫いたしました。「Agrizm」創刊に伴い、編集長・荻原昌真さんの「これからの農業にかける思い」など熱く語っていただき、大変感銘いたしました。さらにセミナー後の交流会は、20~30代の農業経営者がほとんど。皆それぞれが、ご自分の「Agrizm」を持っていて、会場内全体が思いを語り合う会話で熱気ムンムン。お隣さんとお話しするにも、声を張り上げないと聞こえない感じ。「お天道様」をいっぱい浴びている人たちは、本当にパワーがあるなと、体感いたしました。それにしても、日に焼けた肌の色艶としまった体付は、本当にかっこよかったです。「婚活」充分結果が出ますよ。農業の若者からいっぱいエネルギーを頂きました。ありがとうございます。

風格ある清水焼・馬上杯型高台

浅草橋西口・せともの屋さんで購入しました。清水焼の杯です。昔ながらの水墨画の絵柄が、重みがあって好きです。もち手になる高台部分の名称は「馬上杯型高台」というそうです。背筋をピッと伸ばし、ありがたく日本酒を頂きたくなります。冷酒を頂くときに使います。唇にあたる磁器の薄さや感触がいい感じです。高さ約7cm。
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テンポスバスターズ御用達その2

普段使いが安心の「テンポス調達物」。深い紺色の角皿は、てんぷらや刺身など家族3人の大皿盛に重宝。25cm角・深さ5cm。

白地に藍色の平角皿は、筆模様柄と皿の形状のマッチングがお洒落なところが気に入りました。刺身や和風のおつまみなど、ちょこっと盛り付けて出しています。先日仕事で、三鷹コラルの千代田寿司に行った際、この皿と同じ物に「大名鯖寿司」が、盛られて出てきたのには驚きました。やっぱり飲食店専門の「テンポス」を再確認しました。25cm角。
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テンポスバスターズ御用達その1

明治通りを高田馬場~新宿方面に向うと、左手に「テンポスバスターズ」という、プロ使用の厨房器具のお店があります。来店客のほとんどは、飲食店の方たち。プロ使用の調理器具を見るのはとても楽しくて、仕事で近くを通りかかると、つい立ち寄ってしまいます。皿類もおそらく中国製だと思いますが、普段使いにはとてもよいのでよく購入します。写真の皿は横幅35cm・たて25cm。てんぷら・島寿司・サイコロステーキなど、「どーんっ!」と大盛りにすると、中々の迫力。丈夫で手荒い扱いにも安心の業務用中国製食器です。素朴な色合いと皿の輪郭が個性的です。
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ちょっとつらい思い出のあるお皿

この角皿は、主人の妹から譲り受けました。今はアメリカに住んでいる主人の妹は、若かりしころ、学生時代に知り合った男性と結婚しました。結婚生活は何年ぐらいであったか忘れてしまいましたが、離婚をし渡米をするときに、色々な家財を処分しました。そのときに、譲りうけたのが写真の角皿です。友人から結婚記念に頂いたそうです。きっと妹も処分できなかったのでしょう。もう30年以上も前のことなので、みんな(主人や義母)忘れているかもしれません。今日ちょっとブログに書いてみました。直径30cm角。
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浅草橋で見つけた猪口と徳利

仕事の途中、総武線浅草橋西口で下車。いつも車で移動している私にとって、電車は新鮮。改札を出てすぐ目の前に、私好みのせともの屋さん。闇市の雰囲気の残るそのお店は、近くのお料理屋さんがお得意さんとか。面白い器・超高級な器・店の奥には、戦前からのものがあるのではないかと思わせるような包みの山。そこで目にとまったのが、写真のお猪口と徳利。徳利1本に対してお猪口3個がセットになって、飾られていました。こんな杯は見たことがなかったので、2セット思わず買い占めてしまいました。持ち合わせのお金が足りず、手付金を置いて再度来店して品物を受け取りました。この「再度来店」が、食器好きの私には、毒でした。来店の度に購入したくなるのです。何度か往復しました。「手付金」はやめたほうが良いですね。絵柄から、「結び徳利・結び猪口」と呼んでいます。きっと縁起の良い酒宴に使うんでしょうね。ひょうたん型の徳利は、秋から冬にかけて良く熱燗で使用します。「トクトクトク・・・」って、日本酒を注ぐときいい音がします。
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泡盛酒器・カラカラ

甥が沖縄の泡盛蔵元「神村酒造」で泡盛の杜氏をしています。沖縄を訪れたときに神村酒造のギャラリーで購入しました。泡盛の古酒(クース)をカラカラに入れ、直径30mm・深さ20mmの猪口に注ぐ。カラカラの繊細な注ぎ口は、大事に熟成した泡盛の注がれる瞬間に目を奪われます。泡盛はワインと同じで、空気に触れると味が微妙に変化するそうです。また、飲み干された後の猪口に残る、香りを楽しんだりするそうです。未熟な私は、微妙な味の違いはわかりませんが、そんな古酒談議を聞きかじりながら、泡盛を楽しんでいます。飲みすぎても「繊細なカラカラの注ぎ口」を欠けさせないように、丁寧に食器棚に収納する瞬間も好きです。
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